軌道分析表記法についてのあまりに雑なまとめ
目次
全体で用いる記号
[ ] (ブラケット):地の文と表記法を区別するため、表記法の外側に書く。
/ (スラッシュ):項同士を区切るために、それぞれの間に書く。
. (ピリオド):軸位表記と軌道表記と始終表記を区切るために、それぞれの間に書く。
<メモ>
スラッシュはフィンガースイッチするタイミングと捉えても良い(?)
[ 23.q-.SW ] (軸位23、軌道q上で-方向に、方位Sから方位Wまで回転)では
[ 23 ]が軸位表記、[ q- ]が軌道表記、[ SW ]が始終表記
となる。それぞれの間にはピリオドを打ち、それぞれの順番が前後することはない。
なお、こんな書き方もある
[ 23..W ] (軸位23、方位Wの状態(回転は考えない))
[ 34.q-.SW/23.q-.ES ]はパスの表記であるが、これのフィンガースイッチだけを取り出して表記したい場合[ 34..W/23..E ](軸位34方位Wから軸位23方位Eまでフィンガースイッチする)と書くことができる。
軸位表記部で用いる指軸
1:母指
2:示指
3:中指
4:環指
5:小指
軸位表記部で用いる記号
() (パーレン):挟指と内余指を区別するため、内余指表記の外側に書く。
- (ハイフン):背側内余指と掌側内余指を区別するために、それらの間に書く。
<メモ>
例として、 [ 24(-3) ]はソニックで現れ、[ 24(3-) ]はシメソニで現れる。
ハイフンの前が背側内余指、ハイフンの前が掌側内余指となる。
例として、[ 25(3-4) ]はフラソニで現れ、[ 25(4-3) ]はシメフラソニで現れる。
軌道表記部で用いる軌道の種類
q (quadrant):傾斜接軌道。基本的な軌道。
h (horizontal):水平接軌道。ウィンドミル系、マルチプル・スピン系で見られる軌道。
<メモ>
qの範囲は結構広い。パス系(パス,フラパス,ピボパス)、ソニック系(ソニック,イーソニ,フラソニ,ピボソニ)、フリード系(バクアラ,ガンマン)が含まれる。ちなみにノーマルはガンマンとして扱っている。
軌道表記部で用いる方向の種類
+:チャージリバと同じ方向(掌側から見て反時計回り)
-:チャージと同じ方向(掌側から見て時計回り)
<メモ>
右手は右手系、つまり右ねじの法則に従う。z軸は背側から掌側に向かう向きが正方向なので、回転が
始終表記部で用いる方位
E:右手では掌側の筆端が東(y軸負方向)を指すようなペンの向き。
W:右手では掌側の筆端が西(y軸正方向)を指すようなペンの向き。
S:右手では掌側の筆端が南(x軸負方向)を指すようなペンの向き。
N:右手では掌側の筆端が北(x軸正方向)を指すようなペンの向き。
<メモ>
軌道qではE,Wでのみフィンガースイッチが可能。