「図解表記法(Laku's Visual Notation)」考察
0. まえがきともくじ
こんにちは、AiMoです。アドベントカレンダーの空き枠が出てきそうなので、急遽筆をとっています。パソコンですけど。
以下、もくじです。
20/12/10
パスについての説明を加えました。また軽微な修正を加えました。
21/11/15
おそらくLakuさんが本来使っている方法とは違うことに気づきました。なので、これはAiMoの独断的な解釈によるものです。Lakuさん申し訳ありませんでした。
1. この図を考えたLakuさんはすごい
今日書く話は、先日Lakuさんが呟いた図解についてです。これは技の軌道を説明するのにかなり優れたデザインです。今回は、これに改変を加えながら、この図の可能性について考えていきましょう。
こんな感じ。矢印はペン先の動きのイメージ。ジャパモはフェイソニの円軌道の逆を無理矢理つなげるからフェイソニがワープしたみたいな感じになるのでは? pic.twitter.com/my1d7iePVP
— らく (@laku_998) 2020年12月5日
Lakuさんの図ではソニック捻りなどを考察しています。直感的にめちゃくちゃわかりやすいのでこれでも問題はないのですが、「パス、ガンマン系回転」と「ソニ捻、バクアラ系の回転」を区別しにくいという欠点があります。なので、少し直感と外れますが、以下の方法で技を表記していくことにします。
2. 基本は大事
A. ベースの書き方
まず下書きを考えます。これは元の図形は円と直線から構成されます。今回はデジタル図なので薄線で表現しています。この薄線部を「ベース」と呼ぶことにします。
今回のようにベースのすべての線を書く必要はなく、理解できるのであれば省略しても問題ありません。
縦の直線部分は指を表しています。下に指番号を書くことで指を指定することができます。今回は右手の234軸を考えるので順に234と番号をつけています。
(例のごとく、1軸は考えません。考えるとやはり破綻します。おのれにっくき1軸よ。)
B. ラインの書き方
そしてこの上に濃線を書き、技を表します。この濃線部を「ライン」と呼ぶことにします。特殊な場合を除き、ラインはベースの上に重ねて書きます。
ここまでの大体のイメージは理解できましたでしょうか?
3. チャージとパスをLet'sマスター
ラインの書き方の話に移ります。このラインはざっくりいうと「ペンの先端の軌道」を表現しています。
例えば、以下のような図は34フェイクトソニックを表します。これは簡単ですね。
しかしここで、注意すべきことがあります。このペンの先端というのは、厳密にいうと”手のひら側の”ペンの先端です。フェイクトソニックではGIF画像のペンの赤色の方の軌道を追いかけていることになります。
(はい、ここで挿入です。最後まで書いてあることに気づきました。図解なのですが、回転方向、すなわち矢印を書いていませんでした。本来は矢印も書きます。もう図を作り直す気力はないので、許してください。お願いします。)
ではパス(例えば3パス)はどうなるでしょうか。パスは最初23にペンがありますが、途中(開始から1/4回転した後)に34へと移動します。なので皆さんのイメージとしてはこんな感じになると思います。
しかし残念なことに、これだとうまく行きません。先ほども述べた通り、手の平側のペンの先端の軌道を考えないと後で変なことになってしまいます。
では、実際の書き方です。書き方は2通りあります。どちらを用いても問題ないと思います。
どちらにしろ途切れていて不連続です。回転の初めから1/4回転したとき直後、今まで手の平側のペンの先端だった部分が、そうではなくなるからです。そこからは新しく、反対のところから出てきたペン先を追いかけます。
少し違和感のある感じになっていますが、きちんと表記するには必要なことです。
(そもそも、パスは指と垂直な回転なので、この表記に違和感を感じる方も多いでしょう。確かにパスの回転を考えるときに指の手前側考える必要ある?と思うかもしれません。しかしその場合、そのことをきちんと明記しないと他の技と表記が混同してしまいます。なので、このように違和感のある表記をしています。ちょっと何言ってるかわかりません。説明力を分けてくれ。)
イメージとしては
・左はパスを2種類のクォーターチャージの組み合わせと考える場合
・右はパスを直線的な軌道であると考える場合(メカニカル表記法と同じ)
という風になります。私は下の方が好きです。
以上が理解できると後は大丈夫だと思います。いろんな技を見ていきましょう。
4. 応用を履修してください
まずはシメトリカルパスです。
次にガンマンです。
バックアラウンドです。
バクアラは基本的に伏せでやると思いますが、ここでは起きを考えています。もしくは伏せた手を下側から覗き込んでも大丈夫です。理由は軸の順番が左から432だからですね。
(先ほど、ソニックを飛ばしました。理由は単純で、ソニックがこの表記法だと表記しにくいからです。ソニックやシメトリカルソニックは途中で24で挟みます。これが今のところ表現できないので、おあずけです。)
5. あとがき
ということで、図解表記法(Laku's Visual Notion)を解説しました。ちなみにこの名前は勝手に私が考えました。Lakuさんの図をパクっておいて勝手に命名してごめんなさい、かっこいい名前が好きなんです。LV表記法とか略すとカッコよくないですか。
はい、今回はこれで終わりです。質問あればお気軽にTwitterで質問してください。というか反応欲しいのでなんか呟いてください。エゴサします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。では。